おむつカバーの素材1.ポリエステル ポリエステル製のカバー(ゴアテックスや色々なタイプのもの)も安いもの(千円程度)から高いもの(3千5百円程度)まで使っていました。ポリエステルは繊維から織っている物や,直接加工している物等色々あるようです。 防水性は良くて乾き易が早いので,冬場には使い易いでしょう。 しかし,夏にむちゃくちゃ暑くなる我が阪神地区は,ポリエステルカバーは5月でアウトでした。何がアウトかと言うと,蒸れるので,お尻と排泄部が真っ赤ッかに被れてしまうのです。 被れると、火傷をした時のように赤くなったり、ブツブツのにきびのような赤い出来物(カンジダの時)が出来たりします。 しかも,エンゼルは一番柔らかく通気性もマシでしたが,その他のポリエステルは,防水性を最重視しているものもあり,通気性の比較的良いレインコートみたいなものもあります。そういうのは漏れないけど通気性がもう一つで布おむつを使っていてもそんなには楽しくないんです。不思議なことに。 ポリエステルは気候によっては年中使えますが,湿気が多い,猛烈に暑くなる地域では,春~夏~秋に掛けてはあまり使われないことをお勧めします。 2.綿とウール ウールや綿は細い繊維を撚り合わせて,縦糸横糸で織られているので,表面に見えない凹凸が沢山あります。また,自然のものなので,見えない細かい単位で繊維達が呼吸をしているかのように空気を通すのです。 ウールは特に繊維が太いし,癖毛もある為,セーターのように目が粗くなります。その分空気を沢山溜め込んで沢山通すので,夏場には特にウールがお勧めです。 夏にウールなんて暑そうと思いますか?いえいえ,ウールのセーターは裏地がないと寒いんですよ。冬のコートは殆ど裏地を付けています。「目が粗くて空気を沢山含む=風が通るとスースーする」と言うことです。その点綿の方が癖毛がない分薄く作れます。 綿とウールはオールシーズン通気性が良くて,ウールは特に肌の弱い生後間もない赤ちゃんの肌トラブルを抑える為にもお勧めです。 尚、一部のウールカバーは防水を高める為に、通常のものより格段に分厚く出来ていて、新生児の赤ちゃんだと背中が浮いてしまうので、高かったのに結局一度も使えなかったものもあります。お勧めしていないメーカーの商品については、一度実物を見てから選ばれる事をお勧めします。 もちろん,綿でも大丈夫ですが,おむつでベッタリ濡れてくると目が詰まって通気性が落ちる場合があるので,しっとりしたら乾かすか,新しいカバーに替えて使いましょう。 また同じ綿100%のカバーでも、生地が硬くて使っているうちに赤ちゃんの肌を痛めるものもあります。特に安いもの(千円程度)でお勧めしていないメーカーのものを選ばれる際には、御注意下さい。 おむつの吸収量を補強すれば,ポリエステルを使うまでの防水性は必要ないので,肌に優しい肌着のような綿やウールのカバーにするのがお勧めです。 柔らかくて人間的なおむつカバーを使っていると,何とも言えない喜びが出てきて,思わず蜜蜂のような赤ちゃんのお尻をポンポンしたくなるんです。 特に,シンク・ビーさんの綿やウールのカバーは他の方にも人気があって,他のメーカーとは肌触りが全く違い,薄くて肌触りも普通の肌着の様なのに,ちゃんと防水するので,まさに「赤ちゃんのおむつ=肌着」です。 ジャンル別一覧
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